2025年日本国際博覧会協会は4月18日、大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日)の中核施設となる「シグネチャーパビリオン」の概要を東京都内で発表した。日本を代表する8人の研究者、アーティストらをプロデューサーに、「いのちを知る」「いのちを育む」など八つのテーマでそれぞれ趣向を凝らした展示とイベントを八つの施設で行う。
万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を具現化する「いのちの輝きプロジェクト」として、8人のプロデューサーがそれぞれの思いを込めた展示とイベントをリアルとバーチャルで展開する。
放送作家、脚本家の小山薫堂氏は「いのちをつむぐ」をテーマに、食にスポットを当てたパビリオンをプロデュースする。かやぶきをイメージした外観の施設に、食と命を考える空間や、「未来の食材市場」など八つのゾーンを展開。「興味のあるゾーンを、買い物を楽しむように巡ってもらう」(小山氏)という。「食のオリンピック」のような料理人のイベントも企画している。
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